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まず始めに、作家としての収入は「印税」つまり不労所得・権利的収入として入って来ます。 一冊当たり、その本の価格の10%が相場となります。
 専門的な本であれば2000円の10%=200円
短編小説やコミックなどなら500円の10%=50円
その他、1000円~1500円の本であればその10%=100円~150円
一冊の本を書くことで、1500万円の印税を得ようと思ったら、単価1500円の本を10万冊売る必要があるということです。10万人の人がその本を求めるという事を覚えておいて下さい。

次に本で収入を得るための流通を確認しておきます。
  1. 原稿を完成させる
  2. 出版社に持って行く
  3. 印刷会社で本を作成する
  4. 出版会社に納品する
  5. お店に並べる
  6. 本が売れる
  7. 売れた部数により出版会社から印税を得る
つまり、流れとしては、作家(あなた)→出版会社→印刷会社→出版会社→店舗→消費者→店舗→出版会社→作家(あなた)という感じに本からお金に変わり収入へと変わっていきます。

今まで説明した中でもわかるように本を書いて成功させるためには二つの条件をクリアする必要があります。

  1. 需要がある本を書く(お客が求めている本を書く)
  2. 有力な出版会社と手を結ぶ
需要のある本を書くのはあなた次第です。「ジャンルは?」「ターゲットにする客層は?」「何ページにするか?」「コミック化、映画化、ドラマ化も視野に入れてるか?」

有力な出版会社と手を結ぶには売れる本を書くのはもちろんですが、「キャリア」や「コネ」、といったものも絡んできます、「運」という要素も必要となってきます。一握りの作家を除いて、出版会社と良い提携関係を結ぶのは難しいように思えます。一方、自費出版という方法で自分の本を世の中に出して認めてもらおうと思う方も少なくありません。しかし、その方法はこのサイトではあまりお勧めはしていません。なぜなら、自費出版とは売れっ子作家のように出版会社と作家が協力しあって利益を上げることと違い、作家自身が本に掛かる製作費を全額負担することが原則となっているからです。つまり、出版会社自体は印刷会社や店舗の足がかりとなり中間マージンを取ることで利益を得られるのでどんな本でも製作してしまうからです。余程、自分の本に自信があるか、もしくは、思い出作りや自伝として仲間に読んで貰いたいなどの理由以外で自費出版を選ぶと必ず損をします。需要があるような本なら、諦めず売り込めば、必ずどこかの出版会社が協力してくれるはずです。また、自分のブログやHPで小説などを書き、人気が少しづつ増え、それが出版会社の方の目にとまり、本を出すというパターンも良くあると思います。本気で作家を目指しているなら、一度、ブログなどで自分の才能を試してみるのも悪くないと思います。

出版に関する手段

  • 出版会社に自分の本を売り込みむ
  • 自費出版で本を流通させる(大体、費用は100万円~200万円が相場です。)
  • ブログなどで連載をし、出版会社の方の目にとまる。
第4の出版方法

自分の本を売り込むことも苦手で、自費出版をする勇気もなく、ブログなどで連載し、出版会社の方の目にとまるまで待つというのも・・・という方にお勧めなのがこの第4の出版方法です。
ホンニナルドットコムというサイトをご存知でしょうか?
こちらは流通の革命を起こし、出版から店舗販売までを一貫して自社で行っているサイトです。
なんと、初期費用0円!出版までの流れを説明します。
  1. 無料ユーザー登録をする
  2. ログイン後、「出版をする」から本の紙質や綴じ方などを選択し見積もりを出す
  3. 本の登録をする
  4. 台紙をダウンロードし、データ(原稿)を作成する
  5. 本の詳細を設定し、データ(原稿)をアップロードする
  6. ネットで販売開始
ネット上で注文を受けてから、本を印刷するため、一般の出版方法と違い、在庫を抱えることがありません、そのため、作家側としては1円も経費を出さずに本を出版出来るというわけです。
そのため、若干、本の減価が高い気もしますが、これだけの条件で本が出せるというのは、とても魅力的だと思います。

ホンニナルドットコム
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